自己紹介欄でもお伝えしていますが、ブラジル国籍の夫と国際結婚しています。
私は日本のパスポート、夫はブラジルパスポートを持っています。
国際カップルの方で海外旅行の経験がある方はおわかりかと思いますが、出国するときはたいてい別の列です(涙)
出国審査で日本人とそれ以外の方に列が分かれています。
これまでに3回一緒に海外に行きました。
一度だけ、家族は一緒に並んでもいいときがありました。
成田かなー、関空だったかなー。
忘れました、すみません。。
外国人のお友達や家族の方と日本から海外に行かれる際は、「みなし再入国許可」の手続きが必要です。
空港で申請する簡単な手続きです。
とても簡単ですが、必ず必要なので事前に知っておいて損はありません。
今回はその手続きと出国カードの書き方についてご紹介します。
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みなし再入国許可とは
みなし再入国許可とは、日本に住んでいる外国人の方が、一時的に日本を出国される際の手続きです。
みなし再入国の許可をもらうには、有効なパスポートと在留カードを持っている必要があります。
また1年以内に日本に再入国する必要があり、海外でその期間を延長することはできません。
在留カードの期限がある場合は、その期限内に再入国する必要があります。
例えば私たちのケースでいうと、夫はブラジルパスポートと日本の在留カードを持っています。
そのため、日本から海外旅行に行く際は、出国前に必ず手続きが必要になります。
出入国在留管理庁(旧入国管理局)ホーム―ページで詳細をご確認いただけます。
出国カードの書き方
みなし再入国許可の手続きは無料です。
出国カードは、手荷物検査の後に進む出国審査場にあります。
“NO PHOTO”の表示があり、携帯電話使用禁止のあのエリアです。
氏名、生年月日、渡航先、便名など必要事項を記入します。
出国予定期間は1年以内にチェックを入れ、その下は「1.一時的な出国であり、再入国する予定です。」を選択します。
再入国用カード (ARRIVAL) の署名欄も含めて、空欄はすべて埋めます。
ARRIVALの航空機便名は帰りの便名になるのでご注意ください。
1カ所でも記載もれがある場合は、あっさり記載台のほうへ戻されてしますます。
出国カードを全て記入し、窓口で在留カードとパスポートを提示するとともに、カードを係員の方に渡します。
すると、再入国用カード(ARRIVAL)をパスポートにホチキス止めしてもらえます。
再入国用カードは再入国の際に、スタンプと引き換えに回収されるようです。
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国際カップルは列が別々になりがち
初めにお伝えしたように、国際カップルは別々の列に並ばなければならないことがあります。
ブラジルに行ったら行ったで、夫はドメスティック(国内)の列、逆に私がインターナショナル(国外)の列に並びます。
ハワイに行ったら今度は、私はビザ免除のESTA(エスタ)の列、夫はアメリカ観光ビザの列に並びます。
ブラジルはアメリカのESTA対象国ではないため、事前にアメリカ観光ビザの取得が必要です。
ハワイのような観光地では、次々と飛行機が到着して人がどんどん並ぶため、お互いどこに並んでいるか確実に見失います。
一瞬不安になりますが、先に終わったほうが待っているのですぐに見つかります。
もちろん日本に帰国したときも別々の列。
日本人とそれ以外の列に分かれます。
国際カップルの方で、これから一緒に海外に行かれる方はいつか私の話を思い出すかもしれません!?
国際カップル以外の方もご参考になれば幸いです。
それではみなさん良い旅を!
Boa viagem!