ブラジルの日本人植民100周年を記念して、2013年にサンパウロ州イグアペで作成されたマンガ冊子「桂植民地の開拓者たち(原題:OS PIONEIROS DE KATSURA)」をご紹介します。
桂植民地というのはブラジル初の日本人集団移住地です。
かつて日本は国内の雇用不足などを理由に、海外移住を奨励していた時代がありました。
ここで使う植民地という言葉に帝国主義的な意味はありません。
マンガ冊子を発行したサンパウロ州イグアペは日系ブラジル人3世の夫の出身地です。
祖父の代に日本からブラジルに渡り、家族はイグアペで日本人コミュニティの中心的存在となりました。
オリジナル版のポルトガル語を訳しました。
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イントロダクション
誇り高く、喜びと満ち足りた心で、ブラジル植民100年の歴史に思いを馳せます。
先駆的な精神で懸命に努力した開拓者たちに、心からの感謝の意と敬意を表します。
彼らは数え切れないほどの困難を克服し、私たち全てにとってより良い国を築く一翼を担いました。
ルミ・イシダ カブラル・ムニズ
サンパウロ州イグアペ副市長
第1章 日出ずる国
第2章 厳しい現実 につづく…