こんにちは、ちあきです。
ブラジル人は「パーティ大好き!」みたいなイメージをお持ちの方は多いのでは。
おおむね当たっています。
個人差があるので、中には一人静かに過ごすのを好む方も当然いると思います。
日本でパーティの文化は、若者の楽しみのように捉えられているように感じますが、ブラジルは子どもから年配の方までパーティを楽しみます。
現地での体験を元に、ブラジル流ホームパーティについてご紹介します。
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パーティには一品持参で参加
ブラジルでホームパーティに招待されたとき、ゲストはたいてい何か一品を持参します。
日本でもお家に呼ばれたら、何か手土産を持って行きますね。
そんなとき日本では、ワインや焼き菓子などをコンパクトな形で持参することが多いと思います。
ブラジルでは料理、スイーツ、ドリンク何でもOKです。
コンパクトである必要はなく、手料理を鍋ごと持ち寄ったり、手作りのケーキを家のお皿に乗せたままで持って行きます。
あるいは、料理やスイーツなどの代わりに、ビールやジュースなどを持って行くこともあります。
もちろんホストもお料理やデザートなど準備をしますが、それぞれが持ち寄ることで、量も増えてより豪華なメニューになります。
現地で参加したパーティではラザニアやお肉料理、ポテトサラダなどをいただきました。
ガラナなどの炭酸飲料も欠かせません。ガラナの実を使った炭酸飲料で、ブラジルではポピュラーな飲み物です。
日本でも最近は輸入食材店やドン・キホーテなどで見かける機会も増えました。
デザートは手作りのケーキやプリンなどが並びます。
どれも美味しかったですが、日本のスイーツに比べると格段に甘かったです。
また、テーブルでは誰がどのデザートを作ったかなどで話が盛り上がりました。
ゲストも皿洗いでお手伝い
ブラジルでは、人さまのお家で食事をいただいたら、せめて自分の使った食器くらいは洗うよう子どものころから教えられるそうです。
ホームパーティでも感謝の気持ちを示すために皿洗いを買って出ることがあります。
デザートやコーヒーが一段落したころに、ブラジル人の夫と私は皿洗いにかかりました。
私たちが皿洗いを始めたことに気が付いたホストの叔母さんは、
「洗わなくていいのよー、どうぞ座ってゆっくりしてちょうだい!!」
と、全力で止めようとしましたが夫が皿洗いを懇願しなんとか了承してもらいました。
日本ではどうでしょうか。
よそのお家のキッチンは、プライベート空間の度合いが高いように思います。
ホストだけに負担がかからないので、そういう意味ではいい習慣と思いますが、やはり子どものころから教えられるというのはあまり聞かないですね。
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老若男女宵っ張りのブラジル人
パーティの始まる時間は日本に比べて遅いです。
夜の8時とか、9時とか、10時とか。。
開始時刻を過ぎてからポツポツ人が集まり始めます。
これは、ブラジル人が時間にルーズというわけではありません。
ホームパーティの始まり方がそもそも日本とは違うようです。
終わる時間も遅いです。
夜中の1時とか、2時とか。
もはや深夜・・・!!
食事が終わり、デザートやコーヒーが終わると今度は庭などに出ておしゃべりを楽しみます。
若者だけではなく、年配の方も一緒の輪に入ります。
参加したパーティ、さすがに子どもたちは、気が付けば室内のソファーで寝ていました。
さすがに私も眠気を感じずにはいられませんでした
しかし!大人で私のほかは年配の方も含め相変わらず盛り上がっています。
夜更かししてもタフなのは、ラテン系の特徴でしょうか!?
ホームパーティとはいえ、ブラジルで全力で楽しむには体力が必要みたいです。