Feliz ano novo!! フェリーズアノノーボ!!
ポルトガル語で新年のあいさつです。今回はブラジルのお正月についてご紹介します。
日本のお正月は初もうで、初日の出に門松、しめ縄、鏡餅、お節料理などが思い浮かびますね。
日本は寒い時期のお正月ですが、ブラジルは真夏にお正月を迎えます。
ブラジルではどのようなお正月を過ごすのでしょうか。
現地で迎えたお正月の体験も交えつつお伝えしたいと思います!
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カウントダウンパーティは白い服で
カウントダウンはホームパーティでお祝いすることが多いです。
そのときはなぜか白い服がドレスコード。
男性なら白いシャツ、女性なら白いワンピースなど。
もちろん決まりきったルールではないので、普段通りの服装やカラフルなワンピースでパーティに来る人もいます。
白い服を着る理由は、白は平和の色であるため身に付けて新年をお祝いするにふさわしいそうです。
私も白い服で新年をお祝いしたい!と出発前に日本で白いワンピースを探し求めましたが、真冬に夏用のワンピースなど見つかるはずもなく、現地調達となりました。
打ち上げ花火でお祝い
年が明けると一斉に打ち上げ花火が上がります。
夜中ですがきっと関係ないんですね。除夜の鐘の雰囲気とはだいぶちがいます。
12時まではパーティで盛り上がり、年が明けると街は音楽やショーなどで朝まで盛り上がるそうです。
話を聞くだけでタフ・・。
新年のあいさつは冒頭でお伝えした “Feliz ano novo” フェリーズアノノーボです。
Felizはハッピー、ano novo は新年を意味しています。
年が明けると一斉に周りの人と笑顔で新年のあいさつをします。知っている人も知らない人も。
あいさつと一緒にハグをして、そのときに新年のあいさつではキスを3回します。
キスといってもほっぺの横で交互にチュッと音を鳴らすような感じです。
ちなみに自分たちは日系人の親族パーティに参加しました。
みな腕をふるって料理を持ちより、総勢100人以上の方が集まっていたと思います。
年越しのあとにあいさつや外の花火が一通り終わると、パーティはお開きになりました。
そのまま家に戻りましたが、街の中心部からは特設ステージのスピーカーから音楽が響いてきました。
ちなみに真夜中です。住宅街です。
日本のお正月はしんと引き締まったイメージですが、ブラジルのお正月はパーティムードなんだなぁと実感しました。
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2月のカーニバルまでお祭りムード
日本ではかるた、凧揚げ、福笑いなどお正月の遊びがありますが、ブラジルではお正月の遊びは特にありません。
また持ち寄りのパーティ用にごちそうは作りますが、お節料理やお雑煮などのお正月だけに食べる料理というのも特にないそうです。
儀式的な日本のお正月がじつは珍しいのかもしれないですね。
ブラジルはクリスマスから新年で盛り上がり、このまま2月のカーニバルシーズンまでお祭りムードが続きます。