服としての役目を終えてボロ布になるはずだった服が、座布団に変身しました。
なんて素敵なサスティナブル!!
じつは単に座布団が欲しかっただけだったのですが、思いのほか楽しい作業で充実感があったので、ご紹介したいなーと記事にした次第です。
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古着がリメイク座布団に変わるまで
リサイクルショップでこれはお得とばかりに喜々として買った洋服も、年月が経つとそのうちヨレヨレになってきます。
我が家ではヨレヨレになった服は、素材によって最後はボロ布のとしての役割が待っています。
ボロ布候補はたいてい綿素材が有力です。
服が新品の状態だったときを一次利用とすると、古着の段階で二次利用、座布団に変身して三次利用、いつか足拭きマットになったらなんと四次利用までできちゃいます!
こんなカウントの仕方が実際にあるか知りませんが、ずいぶんとエコなこと。
昨年は「座布団欲しいな~」と思いつつ、気に入ったものが見つからないまま暖かい季節になってしまいました。
今年は「やっぱり座布団欲しいな~」にプラスして「何とかつくれないかな~」と思うようになりました。
裂き編み座布団作り方
用意するもの
材料:古着トップス2,3着
道具:かぎ針 10号
段数マーカー
手順
襟、袖部分を裁断
襟や袖のつなぎ目部分は補強がされているため、裂き編み用のひもに使用するとその部分だけ太さが変わってしまい編みにくくなります。
そのためあらかじめ襟、袖部分は裁断し、胴体部分を使用しました。
前身ごろ、後ろ身ごろっていうんでしたっけ。
半袖Tシャツでしたが、袖部分は今回は使わずボロ布行きになりました。
裂き編み用のひも状にする
布をひも上にする作業です。
上下に約2㎝おきに目印を付けました。
目印を結んで裁断していきます。
ひも状にするため端まで切り落とさず、1㎝ほどは残しておきます。
先ほどとは逆サイドから裁断していきます。
こちらも最後まで切り落とさず1㎝くらい残しておきます。
カットし終わるころには1本の細いひもの山ができあがっているはず・・・。
しかし途中で、ひもの幅が細くなり過ぎて途中で切れてしまうこともあります。
全く問題ないので気にせず続けましょう!
長編みで丸く編む
長編みでぐるぐると丸く編んでいきます。
1段目は8目、2段目は16目、3段目以降は1目置きに増し目をしながら編んでいきました。
糸始末
きれいに仕上げたかったので、糸の切れ端どうしを同系色の糸で縫いました。
結び目が気にならなければ結んでも全然かまわないと思います。
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かぎ針あみの参考にした本
日本ヴォーグ社から出版されている『かぎ針あみ はじめての人にもよくわかる基礎の本』を参考にしています。
毛糸が色つきの太パスタみたいに描かれていて大変わかりやすいので以前から愛用しています。
YouTubeでもかぎ針あみの動画はたくさんあるので、動画を見ながらトライしたこともありましたが、わからないところを何度も止めたり戻したり見て落ち着いて作業ができなかったため結局探して本を購入しました。
じつは「裂き編み」というのは今回初めて知りました。
手で裂ける生地ならいいかもしれませんが、今回使用した生地はとても手で裂ける感じではなかったためいずれも布ばさみで裁断しました。
増し目のせいか途中から生地の材質が変わったせいか、周囲が若干ひらひらあまり気味になってしまいました。
座り心地は、ちょっとデコボコしてなくもありませんがそこはご愛敬で。
二作目の改善点とします。
しょぼいハンドメイド二作目はあるかな。
とりあえずボロ布候補の古着たちは待機しています。