【国際結婚の現実】ブラジル人と国際結婚1年目

はじめましてちあきです。

初めてのブログです。どうぞよろしくお願いします。

簡単な自己紹介です。


福祉系学部を卒業後、ホームレス問題に取り組む企業に3年間在籍。
その後約10年の公務員生活を経て、日系ブラジル人の現夫と国際結婚しました。
結婚2年目で、日本に住んでいます。
ブラジルのこと、国際結婚の話題などを発信していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。

国際結婚1年目でぶつかった壁は大きく2つありました。

具体的には言葉といろいろな手続きの問題です。

あくまでも自身の経験を元に述べていきますが、この2つはパートナーの国籍に関わらず必ず発生することと思います。

外国籍のパートナーと結婚を考えている方、国際結婚に憧れている方のご参考になればと思います。

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言葉の問題

ブラジル人の夫は1990年代の後半に日本に来ました。以来20年あまり日本で生活しています。

途中でブラジル人コミュニティから離れ、長らく日本人コミュニティに身を置いていました。

そのため出会った当時はすでに日本語の日常会話は問題ありませんでした。

ちなみに家の中では日本語で会話をしています。

一見何の問題もなさそうに聞こえますが、読み書きはまた別の問題です。

特に外国人にとって漢字は最大の難関です!

ただし中国など漢字文化圏の方はそうでもないようですが。

漢字文化圏以外の外国人にとって日本語は、平仮名・カタカナがあり、その上漢字まで覚えなければならないなんて、超絶難しい!!ようです。

日常会話で問題がなくても、専門用語がならんだ契約書類などを理解するために、夫は人の助けが必要です。

「これ何て書いてあるの?」と聞かれたときに、面倒がらずにその意味を伝えるのが大切なことにじつは結婚してから気が付きました。

自分が何か作業をしていたり、あまりにも簡単なことだったり、毎回だったりするとついつい態度に出てしまうことが何度かありました。

そのような態度はすぐに相手に伝わってしまいます。

それが原因で雰囲気が悪くなるなんてことも。

自分がすぐに分かる内容なら、その場で気持ちよく対応するのが問題を最小限にできる方法のひとつと今は学びました。

私はポルトガル語を話せませんし、ブラジルに行けば今度は私が聞くほうです。

手続きの問題

国籍の違いによる諸々の手続きは、多国籍カップルに避けられない問題です。

残念ながら国際的な手続きや外国籍に関する情報はネット上にあまり転がっていません。

調べるのは大変ですが、例え手探りでも行動あるのみです。

私にとって、結婚1年目の二大関所は婚姻手続きと海外渡航のビザ申請でした。

まずは婚姻手続きです。

領事館、市役所に何度も足を運び、公証人役場ともやり取りをしました。

最終的には入籍できたのですが、想像していたよりはるかに大変な作業でした。

もう二度としたくない。。

また海外旅行も出身国パスポートが違えば手続きが変わります。

日本のパスポートはパスポートというその名のとおり、海外に行こうと思えばたいていどこの国も行けてしまいます。

日本のパスポートは信用力があり世界最強なんですって。

しかし!!

海外パスポートの場合はそうは簡単にいきません。

訪問先国と持ち主の出身国のルールに従わなければなりません。

海外渡航でブラジル人の夫が観光ビザを取得したエピソードをご紹介します。

結婚&新婚旅行で訪れたハワイ
ハワイ オアフ島

私たちはハワイで手作りの結婚式を挙げました。

私自身ハワイが大好きで、何度も訪れていたためエスタ申請(ビザ免除プログラム)はじつは慣れた手続きでした。

さて、エスタは参加国のみが対象のプログラムで、そこにブラジルは含まれていません!

ブラジル人がハワイに行くときは、アメリカ観光ビザの申請が必要です。

公式サイト以外の情報が少ない中、米国大使館・領事館の公式のホームページを熟読して申請し、最終的には無事ハワイに行くことができました。

いずれも専門業者に依頼することもできたかもしれませんが、その分手数料がかかります。

元公務員のせいか、文書の扱いは得意かしらと勝手に思い込んでいたため、まずは自分たちでやってみようという気持ちになりました。

しかし当時の自分がいくら文書の取扱いを自負していたとしても、実際の国際結婚やビザ申請は全く初めてのことでした。

先入観や苦手意識を持たずに手を付けたのが良かったのかもしれません。

身近で聞ける人がほとんどいない中でも何とか乗り越えることができました。

今後もいろいろ出てくると思いますが、あまり構えず経験値アップくらいの気持ちでのぞむつもりです。

国際結婚の詳しい手続きについては、下記の記事でご紹介しています。