
Oi pessoal tudo bem? みなさんお元気ですか?
ポルトガル語の便利な表現についてこれまで「恋人の呼び方」、「人・ファッション・食事をほめるとき」、「~をください・~したい」についてご紹介しました。
今回は「それは何ですか?」と相手に尋ねる表現をご紹介します。
なぜこのトピックかというと、ブラジル人の夫が日本語を習得した際のコツに基づいています。
彼は来日した当時、日本語は全く話せませんでした。
日系ブラジル人とはいえ、日本語が話せるのは1世と2世くらいまでの方が多いようです。
3世、4世になると日本の文化やアニメに関心があっても、特別に勉強していない限りは日本語を話さないようです。
夫は仕事をするために日本に来ました。
そのため語学学校には通っておらず独学で日本語を覚えました。
まれに漢字の誤爆変換や間違って覚えた言葉などがありますが、日常会話や問題なく、今では敬語も使えるようになりました。
夫のちょっと笑える珍日本語エピソードはこちらの記事でご紹介しています。
さて、彼の日本語を習得したコツですが「~をください・~したい」と「それは何ですか?」をまず覚えました。
この2フレーズを使いながらコミュニケーションを取り、徐々に日本語を覚えていったそうです。
前者はすでにご紹介したので今回は後者をご紹介します。
それは何ですか?
O que é isso ?
オ キ エ イッソ?
O que(オ キ)は疑問詞で「何」を意味し、isso(イッソ)は指示代名詞の「それ」を意味します。
真ん中の é は、英語でいうbe動詞にあたります。
原形はser(サー)です。
正直、ポルトガル語がわからない状態で相手に「それは何ですか?」と尋ねて
「ああ、それね!それは〇%△¥#△、△#〇◇%ね!!ね?」
と答えてもらったところでさっぱりだと思います。
それはよーっくわかります。
しかし、例え相手の言わんとすることが100%理解できなくても、ジェスチャーなどで果たしてそれが食べものなのか、何に使うものなのかある程度はわかるのではないでしょうか。
たまたま聞く人がいなかったのか、わからなかったバージョンの夫の失敗談です。
今から20年近く前の話です。
喉が渇き、コンビニで水を買ったつもりでした。勢いよく喉に流し込んだところ…
なんと日本酒だったそうです!
今でこそミネラルウォーターは普通に売っていますが、以前は水を買う習慣は日本にはあまりありませんでした。
わざわざ買っていたのは海外旅行に行ったときくらいでしょうか。
もちろん当時でもちゃんと売られていたのかもしれませんが。
もう一つあります。
ブラジルではフェジョアーダという一般的な豆料理があります。
ごはんとセットで出てくるのでよく日本のみそ汁的存在に例えられます。
見た目は豆の種類によりますが、日本のぜんざいっぽく見えるものもあります。
もうお分かりでしょうか。
日本のホームパーティでぜんざいを見つけた彼は、てっきりフェジョアーダと思ってお皿によそいました。
甘い…!!
さぞ衝撃的だったと思います。ちなみにフェジョアーダは全く甘くありません。
もし誰かに聞いて教えてもらえていたらショックを受けずに済んだかもしれませんねぇ~。
どうだろ。
指示代名詞
issoを含む他の指示代名詞と、フレーズを使った例文をご紹介します。
これ:isto(イスト)
それ:isso(イッソ)
あれ:aquilo(アキーロ)
issoとistoですが口語ではしばしば混同されるとポルトガル語辞書に書かれています。
確かに日本語においても「これ」と「それ」って特に意識しては使っていない気がします。
自分から近い順に「これ」「それ」「あれ」みたいなニュアンスですね。
会話に置いては明確な区別はないようです。
ブラジル人の夫に確認しても、あまり区別せずに使っているとのことでした。
例文
- これは何ですか: O que é isto?
オ キ エ イスト? - それは何ですか: O que é isso ?
オ キ エ イッソ? - あれは何ですか: O que é aquilo?
オ キ エ アキーロ?
使ってみよう!

人物A : O que é isso? オ キ エ イッソ?
人物B : Isso é pastel. É muito gostoso.イッソ エ パステウ, エ ムイント ゴストーゾ
人物A:それは何ですか?
人物B:これはパステルやで。めっちゃおいしいねん。
muitoムイントは「とても」gostosoゴストーゾは「おいしい」を表す表現です。
今後もブラジルの話題や、ポルトガル語の便利な表現を少しずつご紹介していきますね。